柳田庭園について

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柳田庭園について

柳田庭園の堂前利昭です。私は、日本三大名園の一つ・兼六園のある石川県金沢市で、老舗・(株)植宗園の親父 植村章英の元で10年間を過ごし、仕込んでいただきました。その10年間の間には、平成の大改修で兼六園内の時雨亭周辺の工事などたくさんの仕事をさせてもらいました。それから独立を果たし、もう一人親父とも出会いました。それは芸美苑・松本好博との出会いでした。この二人の親父のおかげで今があると思っております。この偉大な二人に恥じない庭づくりをお客様に提供し続けています。

人との出会い、樹木、燈籠、石造物、石などの出会い。その素敵な出会いを元に常に一流を目指し、この自然豊かな能登から庭づくり、そして材料づくりの一流を目指します。

世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」。日本海に囲まれた半島には、自然が豊かで能登にしかない樹木が数多く存在します。柳田庭園のある柳田地区は、山間部に位置し、冬は降雪量・積雪量が多い豪雪地帯。厳しい環境で自生した樹木(赤松や雑木)は希少価値があり、昔から庭園に人気です。春と秋に山採りを行ない、「風流木」を商品として全国各地へお届けしています。

また、毎年5月上旬から中旬にかけて、能登の至るところで美しく咲き誇る「のとキリシマツツジ」の育成管理及び普及活動も積極的に行なっています。燃えるような深紅の花びらが特徴ののとキリシマツツジは、のと里山空港で毎年ゴールデンウィーク期間中に開催されている「のとキリシマツツジフェスティバル」や「オープンガーデン」を通して、多くの方々に認知していただいております。地域に軸足を置きながら、能登にしかない樹木を発信し、全国各地へ届けたいと思っております。